『フィクサー』でアカデミー賞®に輝いたティルダ・スウィントンやレイフ・ファインズ、ダコタ・ジョンソンら圧倒的な存在感を放つ個性派俳優たちが、美しき自然が溢れるシチリアを舞台に、恋や愛のなかに渦巻く嫉妬や困惑の感情、そして思いもよらぬ事態に翻弄される姿を描いた『 胸騒ぎのシチリア 』がいよいよ11月19日（土）より公開となる。今回、ティルダ・スウィントンらキャスト4名と監督が語るインタビュー特別映像が解禁された。
本作では、美しい自然のシチリアを舞台に、ロック歌手のマリアン（ティルダ・スウィントン）と年下の恋人のポール（マティアス・スーナールツ）、マリアンの元彼でカリスマ音楽プロデューサーのハリー（レイフ・ファインズ）とその娘ペン（ダコタ・ジョンソン）。4人の誘惑と嫉妬が交錯して、思いがけない事件を巻き起こすという、ひと夏のヴァカンスを描く。ラフ・シモンズがデザインを手がけたDiorの衣装の数々や、ローリング・ストーンズの名曲などファッションや音楽も注目されている話題作である。
今回解禁されたインタビュー映像で、声帯を手術し静養のため年下の恋人とシチリアのパンテッレリーア島を訪れたマリアンを演じたティルダ・スウィントンは、「彼女の心の変化に注目よ。元の生活に戻りたいのかじっくり考えるために活動休止を検討しているの」と役どころを語る。
また、マリアンの元彼のハリーを演じたレイフ・ファインズは「彼は魂が空っぽになっていて、昔の恋人を取り戻そうと考える」と自身の役柄について述べている。
そんな３人をかき回す若い娘・ペンを演じるのは『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で一躍話題となったダコタ・ジョンソン。「ペンは３人の間にずかずかと入り込んで、傍若無人にふるまう。人を困らせて楽しんでいるの」と若さゆえの刹那的な側面を演じきったことを振り返る。
マリアンとポールの穏やかな恋愛から一転、マリアン、ポール、ハリーの三角関係、そしてそこにペンが入り込んで不穏な雰囲気に。嫉妬と欲望に駆られたキャラクターたちの心理戦や、一見シリアスに思えて、思わず笑ってしまう前代未聞のラストに注目だ。
【インタビュー特別映像】
【Story】主人公マリアンには、『フィクサー』でアカデミー賞®に輝いたティルダ・スウィントン。喉を痛めたロック歌手という設定ゆえ、セリフが極端に少ない役柄であるにも関わらず、揺れる女心を、眼差しと表情、身のこなしで演じきった。マリアンの元恋人のハリーには、レイフ・ファインズ。『グランド・ブダペスト・ホテル』で演じたトボケたホテルマン役も高く評価された彼が、新境地を開拓し破天荒な音楽プロデューサーを演じた。ローリング・ストーンズの名曲と、Diorの衣装の数々が本作を彩るのも見所の一つである。世界的な人気を誇るロック歌手のマリアン（ティルダ・スウィントン）は、痛めた声帯と心を癒す為、年下の恋人のポール（マティアス・スーナールツ）とシチリアのパンテッレリーア島で優雅な時間を過ごしていた。ところが、マリアンの元彼でカリスマ音楽プロデューサーのハリー（レイフ・ファインズ）が、セクシーな娘ペン（ダコタ・ジョンソン）を連れて押しかけてくる。歌って踊り続けるエネルギーの塊のようなハリーは、実はマリアンとの復縁を狙っていた。一方で、若さを持て余したペンはポールへの好奇心を募らせていく。マリアンの焦りが最高潮に達した時、思いもよらない事件が待ち受けていた……。
【CREDIT】
監督：ルカ・グァダニーノ
キャスト：ティルダ・スウィントン／レイフ・ファインズ／ダコタ・ジョンソン／マティアス・スーナールツ ほか
公式サイト：http://sicily-movie.com/
配給：キノフィルムズ
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